その昔、足尾銅山による悲惨な公害事件があった。目先の利益のみを追求した結果、多くの人が苦しんだ。
それとほぼ同じ時代に別子銅山における住友は、荒らされた山を元の緑に戻すことが人の道であると考え、木を植えた。
それは素晴らしい森となって現在に至り、住友林業を支えている。復活した森は住友の誇りであり、次世代へつながる視線を持つ数少ない企業となっている。
住友家には代々、禅との深い関係があるようである。現在のご当主は十七代の住友吉左衛門氏である。マスコミにはまず登場されない方だが、23日の昼から、禅フロンティアさんでご講演される。
禅フロンティアさんはちょうど一年前の三月に私もお話しする機会を得た。実際の禅があるとか、公案もあるとかいうので、かなりビビッて行続きをみる
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