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Channel: マドモアゼル・愛 オフィシャルブログ「水瓶座時代」Powered by Ameba
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はじめてのソルフェジオセミナー

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きょう、明日とイベントです。今日は風流な公園の中にある和風の家の中で、和歌の披講。源氏物語の夕顔に出てくる源氏と夕顔の歌のやりとりを歌います。 夕暮れには夕食会が続き、仲秋の月を愛でながらの披講と、歌うほうとしてはけっこう忙しい流れ。 ただ、和歌の披講はそんなには聞く機会がないででょうから、源氏を研究されている方にしてみたら、これはぜひ一度はやってみたい、、、とのお気持ちだと思います。 装束を着装して勤めます。歌の後はゆっくり仲秋を楽しみたいのですが、翌日の20日には重要なセミナーがあるため、あまりゆっくりはできません。 はじめてのソルフェジオセミナーです。おそらく単独でソルフェジオに関したセミナーの開催は初めてのことではないかと思います。 グレゴリオ聖歌が中世でどのように歌われていたのかは、音源がないのですから、よくわからない面があります。楽譜はたくさん残っているのですが、実際の音がわからない。 周波数という物差しもない時代のことです。ただ、詩編などの聖句を歌っていたことは事実で、教会堂で信者はうっとりと恍惚郷に入ったと。 では今、言われているソルフェジオ周波数は何か、、、となるわけですが、やはりこれは凄い音階であります。 私はソルフェジオ音階を6つの音に限定していますが、3系列で他の音程を入れているケースもよく見受けられます。 6つの音は396、417、528、639、741、852なのですが、この中に純正律の音の組み合わせが二通りあります。 396Hzと528Hz。そして639Hzと852Hzの二組は完全な和音をつくります。 また741Hzを除いた5つの音はすべてどの組み合わせでも美しいハーモニーを表現します。 これだけでも素晴らしい音階であるのですが、それぞれの単独音自体に力があります。しかし、どれも人は初めて聞く音のため、それを表現するのは意外に難しく、あさってのセミナーでもそれがどうなるか、心配があります。 そのため、セミナーリーダーを立て、音程の保持をお願いしてあります。いかに私たちが知らぬ間に平均律にならされているかということです。 平均律は1オクターブを12に平均して分断するという考えてみれば、無茶苦茶な話しなのです。 機械でソーセージを平均の大きさにカットするのと同じ考え方。現在のすべての音楽は基本的にこの平均律によって作曲され、演奏されています。けっこう怖い話しです。 くだらない例ですが、わたしはリンゴをかじって食べる際に、何分たっても食べた後が変色しない食べ方をします。 それは、パカッと割れるのに任せるようにして食べるため、リンゴ表面の組織が自然な流れに沿って割れることとなり、酸化しにくく、そのため変色しないのです。 ところが、通常はナイフでカットしたり、歯の勢いでガブリと食べて、繊維や組織を強引に切断します。そのため酸化が早く、切ったそばからリンゴは変色を始めるのです。 どうでもいい話しですが、リンゴは10分ほっといてもほとんど変色しない形で食べられるのです。組織を強引に切断しなければ。 平均律はこの場合、リンゴをナイフや歯で強引に力任せでカットしたのと同じです。 音の個性、音の自然に沿っ続きをみる

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